舞台「ハムレット」

2013年09月14日 23:38

ゴブレイプロジェクト『ハムレット~赤いキツネと緑のハムレット~』

脚本/演出ゴブリン串田

ここは日本のどこか…江戸位の時代
日本の文化からかけ離れた国があった。
とある日、将軍が急死する
将軍の弟 黒田出阿助は姫と結婚し、跡を継いでその国の将軍の座に就く。
父王の死と母の早い再婚とで憂いに沈む将軍の子、刃武衛門は、
従臣から父の亡霊が夜な夜な城壁に現れるという話を聞き、自らも確かめる。
亡霊赤いキツネにバカされた刃武衛門は、実は父の死は出阿助による毒殺だったと告げられる。
復讐を誓った刃武衛門は狂気を装う。
王と王妃はその変貌ぶりに憂慮するが、宰相幌田足助は、その原因を娘おふりあへの実らぬ恋ゆえだと察する。
父の命令で探りを入れるおふりあを、刃武衛門は無下に扱う。
やがて、王が父を暗殺したという確かな証拠を掴んだ刃武衛門だが、母である王妃と会話しているところを
隠れて盗み聞きしていた幌田を、王と誤って刺殺してしまう。
おふりあは度重なる悲しみのあまり狂い、やがて溺死する。
幌田の息子玲児は、父と妹の仇をとろうと怒りを燃やす。
刃武衛門の存在に危険を感じた王は玲児と結託し、毒剣と毒入りの酒を用意して、
刃武衛門を剣術試合に招き、秘かに殺そうとする。
しかし試合のさなか、王妃が毒入りとは知らずに酒を飲んで死に、
刃武衛門と玲児両者とも試合中に毒剣で傷を負う。
死にゆく玲児から真相を聞かされた刃武衛門は、王を殺して復讐を果たした後、
事の顛末を語り伝えてくれるよう親友保田士音に言い残し、死んでいく、
保田士音は悲しみの余り赤いキツネとの闘いを誓う。

 

2013’9/10~15 池袋シアターKASSAIにて、公演!

 

出演:白井美帆

 

 

是非、劇場に御越し下さいませ~!!